カラフルな背景は楽しい|コガネスズメダイの幼魚

皆さん、水中写真を撮影する時に背景も気にしていますか?

  • 水中写真初心者の方
  • 今よりも、もう1歩素敵な写真を撮りたいな~と思っている方
  • 今まで背景を気にして撮った事がない方

そんな方々へ、
私が普段気にして撮影しているポイントをお伝えしたいと思います。


背景が違う3枚を並べると…
皆さんのお好みは分かれると思います。

黒バックに黄色が映える|コガネスズメダイの幼魚
カラフルな背景は楽しい|コガネスズメダイの幼魚
赤い背景に黄色が綺麗|コガネスズメダイの幼魚

この3枚の写真は、昨年10月に井田にて撮影。
1cm~1.5cmのコガネスズメダイの幼魚です。


3枚の中から1枚を選ぶとしたら、どれがいいですか?
まずは、自分のお好みを知る事が大切です。


それぞれについての、私的感想は…

  • 黒バックの写真は、キリッと引き締まったカッコイイ雰囲気
  • カラフルな岩を背景にした2枚目は、楽しい感じ
  • 赤いヤギに黄色いスズメダイ、鮮やかなコントラストもステキ

こんな感じです。


皆さんも、それぞれをどう感じるか?考えてみて下さいね。


そして、これからは、是非!
素敵な被写体を見つけたら、漠然と写真を撮るのではなく、自分のお好みの背景で撮れないか?を気にしてみましょう。

もちろん、状況的にお好みの背景が撮れないシチュエーションの場合もありますが…


各背景の撮り方ポイントをまとめてみました。

被写体を黒バックで撮りたいと思ったら、まず被写体の背景が海しか写らないポジションを探しましょう。
カメラは水平か少し下向きに構え、被写体にしっかりフラッシュが当たる様にシャッターを切りましょう。

(明るい水面が背景に入ると、黒バックではなく、青バックになる事があると思います)


岩の前に被写体となる魚が泳いでいたら、シャッターを押す前に、背景となる岩の色にも注目しましょう。
黒ずんだ部分は避けて、綺麗な色の部分と、被写体とが重なる様に、カメラの位置や自分の位置を変えて調整しましょう。


綺麗なヤギの前で泳いでいる魚がいたら、綺麗なヤギの色がきちんと写る様に、フラッシュが被写体とヤギ両方に当たる様にストロボの向きを調整してみましょう。


こんな風に、ちょっと工夫をする事により、自分のお好みの写真が撮れる様になると思います。
是非、チャレンジしてみて下さいね~♪


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【Author】小池 智子 Lucy Tomoko Koike
伊豆・千葉を中心にインストラクターとしてガイドをする一方で、日本やアジアの海を潜って、表情豊かな水中生物を切り撮っています。犬とチーズが大好きです♡